JASは、食品・農林水産分野において農林水産大臣が定める国家規格であり、国内市場に出回る食品や農林水産品の品質や仕様を一定の範囲と水準に揃えるための基準のほか、産品の生産や流通プロセスなど様々な規格があります。
削りぶしのJASは、昭和39年5月に制定され、時代時代に即した改正がなされ、現在の削りぶしのJASになっています。
削りぶしにJASマークを付すには、
①(一社)日本削節検査・認証協会(以下「日削協」という。)から、削節工場がJAS法に基づく認証の技術的基準に適合していること等の審査を受け、JAS認証工場に認証される必要があります。(また、日削協は、JAS認証工場が継続的に認証の技術的基準に適合していることを確認しています。)
②JAS認証工場で製造した製品が、JAS規格に適合していることを検査等によって確認し、格付責任者(格付担当者)によって合格と判定される必要があります。