酸化を防ぐ 昔は各家庭で鰹節を削り、香りの良い削りたてを料理に使用していましたが、今では鰹節を削っている家庭は少なくなりました。 鰹節そのものは酸化しにくい食品ですが、削りぶしは削った瞬間から空気中の酸素により酸化が進み、30分もすれば状態が変わってしまうと言われています。削りぶしは酸化すると、色がくすみ、風味が損なわれ、美味しいだしがとれなくなってしまいます。 そこで、空気中の酸素を遮断できる袋に削りぶしを入れ、中の酸素を抜いて不活性ガス(窒素ガス等)を入れ、密封しています。